キミハルです。
8月24日の夜からつくば市にあるショッピングモール内の
テナント工事に来ています。
営業中に工事ができない為、閉店後の作業となります。
まずは、通路を養生して、搬入口からテナント区画内まで資材を搬入。
そして、図面と同じようにテナント区画内のコンクリートの床の上に
線をひき、床に図面を描いていきます。(墨出しという作業)
この墨出しを間違うとすべて造り直しになってしまうかもしれない大切な作業です。
工事期間が短いので、予め打ち合わせを何度も重ね段取りしていきます。
特注家具などは先行して製作に入ります。
その為、この墨出しが間違ったり、ニゲ(1~2ミリ程度余裕をもたせる)を
間違えると隙間が大きすぎたり、最悪の場合入らなかったりするのです。
この仕事を22年やっておりますが、墨出し作業は一番気を使いますね。
前置きが長くなりましたが、
その後、下の写真の様に職人さんが間仕切壁を作っていきます。
二日目からは、多種多様の職人さんが現場に入ります。
壁を造る職人さん、天井を塗装する職人さん、配管工事をする水道屋さん
配線工事をする電気屋さんと、みんな一緒です。
でも、みんないつもの顔見知り。
お互い、相手の進み具合を見ながら作業を行っています。
他の職種の人の工事に支障がある処は
先に進めたり、後回しにしたり、協力しながら作業を進めていきます。
我先にとか、自分が終わればいいとか自分勝手な事はみんなしません。
お互い声かけを行い、効率よく工事が進む様に一丸となっています。
例えば、1つの間違いをすると
その間違いをなおすのに2-3工程必要になります。
もちろん、なおすのには一つの職種だけではなく、大工さんや、塗装屋さん、
電気屋さんといった人達が絡みます。
みんなで協力しないと一つの間違いがなおらないのです。
人の仕事にまで気を配り協力していかないと短い工期なので仕上がらないのです。
工期内に完工させる。
そして、よりいいものを造るという職人のプライド。
そういった想いがあるから協力しあえると思います。
そういった事も含め私達は現場を管理し、まとめていきます。
夜間工事10日間、その後昼間の工事で6日間(音の出ない工事は昼間出来る為)
計16日間の工期で引き渡しとなります。
0 件のコメント:
コメントを投稿